平成15年度 物質系専攻

「物質と電磁場」

【講義日程】

金曜日第5限(16:30〜18:10)
4月11日から7月4日(全13回)

講義室は 柏キャンパス・新領域基盤棟物質系専攻講義室 です。
 

【授業内容】 # 本講義は物質系専攻のコア科目である。

物質と電磁場の相互作用によって引き起こされる物理現象を巨視的・現象論的立場から議論する。前半は、学部で習う電磁気学の復習を中心に、

  1. 真空中の電磁場とマックスウエル方程式
  2. 物質中の電磁場
  3. 分極と磁化
  4. 導体
  5. 誘電体

などを取り扱う。後半は

  1. 線形応答と非線形応答
  2. 物質による電磁波の散乱
  3. その他

を議論する。

【評価方法】

 出席とレポートで評価する。

【参考図書】

「物質の電磁気学」中山正敏著(岩波書店、1996年)

「電磁気学」高橋秀俊著(裳華房、1959年)

「電磁気学」平川浩正著(培風館,1968年)

「理論電磁気学」 <第2版> 砂川重信著 (紀伊国屋書店、1973年)


本講義は、物質系専攻のカリキュラムの改変に伴い、「物質系科学概論V」という講義になりました。